Vol.1 VINTAGE GMT-MASTER

GMT-MASTER

  • ・現在地の時間だけが中心となる時代は終わり, 目的地の時刻と今いる場所の時刻が同時に必要となった。これは商用航空産業の黎明期に, タイムゾーン間を行き来する商用機のパイロットにとっては切実な問題であった。ロレックスは20世紀の偉大な企業のひとつであるパン アメリカン航空とパートナーシップ協定を結び, 国際線パイロットのために異なる場所の時刻を表示できる機能を備えた, ロレックス唯一のパイロット ウォッチを開発した。これが今日の時計収集家垂涎の歴史的に重要なスポーツ・ロレックスのアイコニック ピース誕生の序章である。
  • ・GMTマスターには「Ⅰ(1999年に廃盤)」と「Ⅱ」の2つの系譜が存在する。GMTマスターⅠ は 異なる2つの時刻を把握可能であり, GMTマスターⅡ は 最大3つの時刻を把握することが可能である。GMTマスターはエクスプローラーやサブマリーナーほどの人気を獲得していなかったが, 2007年のステータス性を押し出したモデル チェンジを機に現行モデルを代表する人気スポーツモデルとなった。この人気が引き金となり, 旧型やヴィンテージ モデルともに再注目され, 特に鮮やかなカラーリングの赤青や青黒の "ツートン" ベゼルに人気が集中している。
  • ・GMTマスターは白紙から生まれた時計ではない。その原型は別のクラシック スポーツ・ロレックスに遡ることができ, 恐らくその原点は回転ベゼルを搭載した ロレックス ゼログラフ「Ref.3346(1937年製)」だが, そのモデルのデザインは1953年にサブマリーナーとターノグラフへと受け継がれる。これらのモデルは, アルミニウム製の "回転ベゼル" によって経過分数を計測できる機能を備えており, これがGMTマスターを開発するにあたっての基礎となるものだったと推測できる。
  • 「Ref. 3346 ZERO GRAPH」 出典元:HODINKEE, URL:https://www.hodinkee.com/articles/rarest-rolex-chronographs-in-the-w

初代 Ref.6542

Ref.6542

  • ①「Ref.6542 / 画像①」は 1955年~1959年の約5年間ほど製造された記念すべき初代モデルである。このモデルこそが全ての始まりであり, 商用飛行機パイロットの業務用ツール ウォッチとして初めて登場し, 約65年後の現在発売されている現行の赤青ツートン ベゼル(通称:ペプシ)GMTマスターⅡ と姿が酷似していることで, 当時のロレックスの本気度と完成度の高さが窺い知れる。"昼間と夜間を巧みに色分けした" ベゼルと24時間針をもつGMTマスターのデザインが, 長きにわたり時計業界に影響を与え, それ自体が現在ひとつのカテゴリーとして認知されていることこそ, この初代GMTマスターの途轍もない功績だろう。また往年のファンは この時計を見て, 映画「007 ゴールド・フィンガー」の劇中で "オナー・ブラックマン" 扮するプッシー・ガロールが身に着けたことを思い出すのではないだろうか。
  • ②「Ref.6542」は生産期間において, 38mmのオイスターケースに3種類のGMTマスター用のムーブメントを搭載した。最初に Cal.1036, 次いで Cal.1065, 最後に Cal.1066 で, 防水性能は50mである。注目のベゼルは合成樹脂製のベークライト ベゼルが装備されており, それには2つの点で問題があった。第一に, ひび割れを起こしやすいことから Ref.6542 後期型では, 蓄光料のないメタル インサートに交換されたこと。第二に, 蓄光料のラジウムがベゼル裏にペイントされており, その放射性物質の使用が アメリカ合衆国で物議を醸し, ロレックスはこのベゼルをリコール回収して酸化皮膜金属製ベゼルと交換した。これらの経緯からオリジナルのベークライト ベゼルを持つ Ref.6542 の個体は極端に希少なものとなった。1958年に製造された後期モデル(画像②)には, 前期モデル同様のミラーダイヤル上に大きめの夜光ラジウム インデックス(マキシダイヤル)が塗布され, ベークライト ベゼルはそのままに, ミニッツ サークル(チャプターリング)の継承とリベットブレスも変わらず装備された。

第2世代 Ref.1675 ミラー期

Ref.1675 ミラーダイヤル

  • ①「Ref.1675」は1959年〜1980年頃まで製造されたロングセラーモデルである。大きくは1959年〜1966年まで製造されたミラーダイヤルと1967年〜1980年まで製造されたマット ダイヤルに分類され, 近年流通量は減ってきたものの生産期間が長かったため, 今でも比較的手に入り易く, 且つ価格も手頃なことからアンティーク市場における人気が高い。 インデックスにメタルの縁取りが "無い" 文字盤や, 厚みのあるプラスチック風防からなるディテールにより, アンティークの雰囲気を十二分に楽しむことができる。また, 全てのモデルにリューズガードが備えられ, ダイヤルのバリエーションが大変多いのも特徴の一つで, それらを把握するのは非常に困難である。キャリバーは 1960年代半ば〜1980年代後半までの長期間に亘って製造された, 19,800振動の「Cal.1570」を搭載。ロレックス社製ムーブメントの中でも, 精度と耐久性のバランスが取れた "傑作ムーブメント" として高い評価を獲得している。また, 1970年代に入ると "ハック機能" が搭載されるようになり, 正確な時刻合わせが可能となった。Cal.1570は, このハック機能の有無によって前期型と後期型に分類されている。
  • ②「Ref.1675」には, ミラーダイヤル(海外ではギルト ダイヤルと呼ばれる)と呼ばれる文字盤(画像③④)が存在しており, ダイヤルの表面が陶器の様に艶があるダイヤルを指す。 全てのフォントが金色で表記され, バリエーションが多く, 大きく分類すると "ミニッツ サークル(チャプターリング)" が有るものと無いものに分けられるが, どちらも大変希少性の高い文字盤であることに間違いはない。また, 年代的にもミラーダイヤル期の多くのモデルには, リベット ブレスが装着されている。画像④は 1964年~1966年に製造された "ミラーダイヤルの最終バージョン" である。ミラーダイヤルの個体は状態の良いものが非常に少なく, 仮に見つかったとしても大変高額のはずだ。 しかしながら, 中途半端な金額の個体の購入はお勧めできない。アフターパーツ, すなわち社外品のパーツが使用されているケースも頻繁に見受けられ, その真偽の鑑定はプロでも慎重になるほどだ。尚, 購入する際は是非, リベットブレスが装着されている個体に絞って探したい。アンティークの魅力を堪能していただけるはずだ。

第2世代 Ref.1675 マット期

Ref.1675 マットダイヤル

  • ①「Ref.1675 MK-1 / 画像⑤」は 1967年〜1980年頃まで製造されたロングセラーモデルのうちの 1972年まで製造された「MK-1」と位置付けられているモデルであり, "通称:ロングE" と呼ばれている。初代マットダイヤルとの理由からアンティーク市場における人気は高い。ミラーダイヤル時代から引き継がれたものはなく, 文字盤に塗布された夜光塗料が "ラジウムからトリチウム" に変更され, 先代モデルよりケースサイズが40mmと大きくなり, リューズガードが装備された。また, ロレックスのスポーツモデルの中で初めてオイスターブレスとジュビリーブレスの選択ができたモデルでもある。1960年代〜1980年代はブレスレットに改良が施された時期であり, 生産期間の長かった Ref.1675 にはリベットブレス, 巻き込みブレス, ハードブレス, ジュビリーブレスといった様々なブレスが装備された。MK-1モデルは基本的に「巻き込みブレス No.7836」+「フラッシュ フィット No.280」の組み合わせであった。
  • ②この個体(画像⑥)は 1967年〜1968年の約1年間と短い期間に限られた本数が製造された「Ref.1675 MK-1」である。最大の特徴が御覧のとおり, 日中時間帯がフクシア(紫紅)色のベゼル インサートである。当時, このモデルは代理店によってオプションとして販売されたジュビリーブレスレットを装着していることがあった。 このGMTマスターとジュビリーブレスレットの組み合わせは 1970年代に定番化され, 2018年に発表された赤青ベゼルを備える「GMTマスターⅡ」の復刻に大きな影響を与えた。また, 他の Ref.1675 に比べて 100万円ほど高いプレミアム価格が付く。
  • ③「Ref.1675 MK-2 / 画像⑦」は 1967年〜1980年頃まで製造されたロングセラーモデルのうちの 1972年〜1973年の僅か1年間だけ製造された個体である。 ダイヤルに表記されているロゴが, 70年代を意識させる書体でビンテージ感があり優しい印象を受ける。シリアル番号は2,800,000〜3,900,000番台と確認されているが, ワンオーナーの個体のいくつかは 5,000,000番台でも見つかっている。ロレックスがその時期に余ったMK-2ダイヤルを使用した可能性がある。マットダイヤル全体の15%で意外と数が少なく, 隠れファンも多い。
  • ④「Ref.1675 MK-3 / 画像⑧」は 1967年〜1980年頃まで製造されたロングセラーモデルのうちの 1976年〜1978年の約2年間のみ製造された個体である。"ラディアル ダイヤル" として知られる MK-3は, 夜光インデックスが小さく MK-1 / MK-2 と比べて中央にレイアウトされている。このモデルは初代の Ref.6542 を彷彿させるモデルでもある。 また, MK-3ダイヤルは しばしば交換ダイヤルとして使用されたが, 生産当初から装着された仕様もある。生産量はマットダイヤル全体の3%と非常に数が少なく,"全て赤い24時間針" が装着されていたりと謎が多く, 店頭で見かけることが殆どない大変希少なモデルである。
  • ⑤「Ref.1675 MK-4 / 画像⑨」は 1967年〜1980年頃まで製造されたロングセラーモデルのうちの 1975年〜1979年の約4年間のみ製造された個体である。 ダイヤル表記のロレックスの王冠が縦長で全体的にバランスが良く, 現代風のダイヤルが特徴。また, 製造期間は4年間だが, その期間中に製造されていない期間があったと推測されており, そのため意外と個体数が少ない。Ref.1675 のベゼルには「MK-1~MK-6」のバージョンが存在しており, 画像⑧⑨のベゼル インサートは "MK-6" にあたる, 製造期間中の "最終バージョン" である。画像⑧⑨の個体には 本来なら "MK-4" のベゼルが装着されるべきであるが, これは後年に破損やオーバーホールなど何らかの理由で交換されたと推測できる。
  • ⑥「Ref.1675 MK-5 / 画像⑩」は 1978年〜1980年の約2年間のみ製造された個体である。このモデルの夜光インデックスは, 他の Ref.1675 に比べてやや大きく膨らんでおり, その形状から通称 “マキシ ダイヤル” と呼ばれている。同リファレンスの中でダイヤル表記のロレックスの王冠が最もシャープな縦長で, 全体的に洗練された 次世代に繋がる現代風のダイヤルである。Ref.1675 の最終モデルにあたり, 同リファレンスと比較すると製造年が新しいので状態の良い個体を見かけることができる。 そもそも製造期間が短いので, 個体数は少ないが運が良ければ, 保証書, 箱, 冊子付きの完品にも出会える。実は, GMTマスター Ref.1675 のダイヤルには, "MK-0, MK-1.5, MK-6も存在する"。MK-0とMK-1.5 に関しては またの機会に紹介するが, MK-6は "サービス ダイヤル" という位置づけにあり, 交換用ダイヤルとも呼ばれる。つまり, ロレックス社が修理に利用する, 交換するためのストック パーツである。これはルミノバ夜光を使った, Ref.1675 唯一のダイヤルでもある。

第3世代 Ref.16750 / 16760(Ⅱ)

Ref.16750 / 16760(Ⅱ)

  • ①「Ref.16750」は第三世代モデルとして1980年〜1988年まで製造された5桁リファレンスの初代GMTマスターである。前期モデルは先代モデル同様, 夜光塗料のトリチウムを 文字盤上に丸く塗っただけの縁取りの無い "フチなし" インデックス(画像⑪)であったが, 後期はそのインデックスをホワイトゴールドで丸く縁取った " フチあり(画像⑬)" に変更された。, , 現在では "フチなし" に人気があるようだ。前作との大きな違いはキャリバーで,「Cal.1570」19,800振動のロービートから「Cal.3075」 28,800振動のハイビートに変更して, より高い精度へと向上された。それに伴い防水性も 50mから 100mへ改善。また, この新キャリバーは日付早送り機能も付加されている。 ブレスレットは「ブレスNo.73860」20mmのハードブレスが装備され, ベゼルカラーは最大の特徴である赤青(ペプシ)に加えて, 黒単色が追加された。市場では 風防がプラスチックなため, 5桁モデルにもかかわらずアンティークとして区別されており, 特に前期モデルの "フチなし" は, ギャランティーと付属品が揃った状態の良い個体には 200万円を超えるプレミア価格が付いている。
  • ②GMTマスターにかかわらず, 今日のビンテージ ロレックスの人気は拍車がかかり価格も急騰を続け, 状態の良いオリジナル パーツを備えた個体が大変少なくなっている。特に GMTマスターの中でもペプシは人気があり, オリジナルではない精巧に作られたベゼルが出回っているため真偽の見極めが難しい。しかし, 黒に関してはペプシほど偽物が少ない。その為, 「Ref.16750」の黒ベゼル モデル(画像⑫)は, サブマリーナ「Ref.5513」と並んでビンテージ ロレックスを初めて購入するならばお勧めのモデルである。そこで, この Ref.16750 を題材にして購入時に注目する大事なポイントを考察してみた。先ずは, 研磨によるボディー痩せの程度とビンテージ感のある "フチなし" モデルであること。トリチウム夜光が綺麗にクリーム色に焼け, 針に腐食が少なく発売当時のオリジナル ベゼルが備えられていること。リューズ操作がスムースで, ブレスレットが酷使されてなく伸びが少ないことなどが上げられる。傷や破損個所が少なく綺麗なことはもちろんであるが, ビンテージ品は他に同じものが無いことから, 試着してみてピンときたら即決が基本となるだろう。
  • ③「Ref.16760 / 画像⑬」は1983年~1988年まで製造された5桁リファレンスの初代GMTマスターⅡである。製造が僅か約5年で終了してしまった短命なモデルのため, 流通量が少なく市場であまり見かけることがない。同時に併売していた「GMTマスター Ref.16750」と区別をするため, ベゼルのラインナップを赤黒の "通称:コーク" のみと限定したモデル。このモデルから風防の材質がサファイア クリスタルで製造され, また短針を単独で動かせる機能と3ヶ国の時間を同時に表示することを可能にした。 GMTマスターはミラーダイヤル以降, 長らくマットダイヤルが装備されていたが, Ref.16750 の後期モデルと, この Ref.16760 から "現代風の艶のある" ダイヤルに移り変わった。 ブレスレットは「ブレス No.73860」20mmのハードブレスが装備された。このモデルには " ファット レディー(ソフィア ローレン)" という別名が付けられており, これは短針を単独で操作できる新しいキャリバー「Cal.3085」が搭載されたため, 通常のケースより0.5mm厚い作りになっていることから, この名が付けられたそうだ。

第4世代 Ref.16700(Ⅰ)/ 16710(Ⅱ)

Ref.16700(Ⅰ)/ 16710(Ⅱ)

  • ①「Ref.16700 / 画像⑭」は1988年〜1999年の約11年間ほど製造された, GMTマスターの第四世代にあたるモデルである。このモデルから風防の素材が長らく採用されていた "プラスチックからサファイア クリスタル" に変更され, キャリバーはシングル ブリッジの「Cal.3075」から心臓部のテンプを両方で支えるツイン ブリッジの「Cal.3175」が このモデルのためだけに開発された。それにより安定性とメンテナンス性の向上が図られ, 現在でもロレックスの "傑作ムーブメントの内の ひとつ" として位置付けられている。また, 先代モデルの「Ref.16750」と同様のクイックチェンジ機能が装備されいるGMTマスターでもある。尚, 同時期に製造されていた「Ref.16710」には, この機能は装備されいない。1995年頃よりバックルが "「78360」のシングルから「78790A」のダブルロック " へ変更され耐久性がアップした。ヴィンテージ色の強い "シングルが人気" である。1997年頃まで夜光塗料にトリチウムが採用されており, こちらも "トリチウムの個体が圧倒的に人気" である。
  • ②「Ref.16710 / 画像⑮」は1989年〜2007年の約18年間ほど製造された, GMTマスターⅡの第二世代にあたるロングセラーモデルである。このモデルは 先代のキャリバー「Cal.3085」から「Cal.3185」へと変更され, 心臓部を支えるテンプを両方で支えるダブル ブリッジとなり, テンワにはマイクロ ステラ スクリューからマイクロ ステラ ナットが取り付けられて, メンテナンスと精度の向上が図られた。ベゼルカラーが一番充実しているのが「Ref.16710」の特徴であり, 黒単色, 赤黒(コーク)と「Ref.16700」の生産終了を機に赤青(ペプシ)が追加された。ブレスレットは「ブレス No.73860」20mmのハードブレスで, 1995年頃より「78790A」に変更。夜光塗料には「Ref.16700」と同様に1997年頃までトリチウム夜光が使用され, ダイヤルにトリチウムを示す "T<25" がプリントされている。1998年~1999年には "ルミノバ", 2000年~2007年には "スーパールミノバ" が採用された。2000年に「Ref.16710」のブレスレットのフラッシュ フィット(エンド リンク)が一体式の "無垢材" となり, 2003年にはそれまで外側まで貫通したラグホールが塞がれた。
  • ③もしあなたが毎日スーツを着て仕事をするのであれば, ペプシ カラーではビジネスシーンで少々派手な印象を受けてしまうので, 黒ベゼル(画像⑮)を選択するのが自然の流れと感じる。しかしながら, 筆者がGMTマスターの「Ref.16710」を購入するのであれば, 赤青のペプシ ベゼルを選んでしまうだろう。その理由はペプシを購入してもその後, 着せ替え用 "単体の正規品の黒ベゼル" ならペプシ ベゼルよりも状態の良いモノが 比較的安価で入手し易いのではないだろうか。されど黒ベゼルであれば, そもそも大変状態の良い個体で付属品等のコレクションアイテムが完全に揃った, いわゆる "完品" を現在でも見つけることが出来るので非常に迷う選択だ...。いやいや, 黒ならサブマリーナーが良いんじゃないか? なんて声も聞こえてくる。あーでもない, こーでもない, と悩んでいる時が一番楽しいのかもしれない ^^。
  • ④スティック ダイヤルとはダイヤルの6時位置に表記されている「GMT-MASTER Ⅱ」の “ II ” に上下の水平線が無い書体で珍しいモデル。Ref.16710 のシリアルの一部「D品番(2005年), Z品番(2006年), M品番(2007年-2008年)」に存在する。
    THE REAL McCOY'S の「CHUCK YEAGER」モデルとは 1947年10月14日, アメリカの軍人である "チャック・イェーガー" が, 開発中だった機体 XS-1 で音速の壁を突破した。それから50年後の1997年に, それを記念するリアル・マッコイズ社の企画で登場した "限定記念モデル" である。
    尚, 生産数は 1stモデル(1997年頃・U品番)が「Ref.16700 黒ベゼルと赤青ベゼルで50本づつ」と「Ref.16710 赤黒ベゼルで50本」。 2ndモデル(1999年頃・A/P品番)は「Ref.16700 黒ベゼルと赤青ベゼルで150本づつ」と「Ref.16710 赤黒ベゼルで150本」だった。
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